看護部教育計画
看護部教育計画
対象 | 項目 | 目標・ねらい |
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新採用者、レベルIをめざす人 | 医療安全対策システム 医療安全の基礎知識 |
安全を保つためのリスク感性を養う |
感染防止対策システム | 感染防止対策について理解できる スタンダードプリコーションが実施できる |
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神経難病患者の症状と治療 神経難病患者の看護 |
神経難病患者の疾患について理解できる 神経難病患者のコミュニケーションの方法が理解できる |
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人工呼吸器装着患者の看護 | 人工呼吸器を装着している患者の看護が理解できる | |
吸引の技術 | 口腔および気管内吸引ができる。 | |
嚥下障害のある患者の看護 | 摂食嚥下障害を持つ患者の食事介助ができる | |
採血の技術 | 採血が実施できる | |
点滴静脈内注射、静脈内留置針の挿入 | 点滴静脈内注射、静脈内留置針の挿入ができる | |
メンバーシップ | チームにおけるメンバーの役割と責任について理解し、チームの一員として目標達成に向けて行動することを学ぶ | |
3カ月フォローアップ研修 | 3カ月間の看護実践を振り返り、自己の課題を見出すことができる | |
多重課題シミュレーション時間切 | 時間切迫の状況下で優先順位を考え、安全で正確な看護技術が実践できる | |
6か月フォローアップ研修 | 6カ月間の看護実践を振り返り、自己の課題を見出すことができる | |
人工呼吸器管理OJT | 人工呼吸器の基本構造、人工呼吸器装着患者の観察と注意点、援助における管理方法について理解し、実践することができる | |
救急蘇生I BLS | 一次救命処置(BLS)について理解し、心肺蘇生法およびAEDの操作方法を習得する | |
1年の振り返り 看護実践発表会 | 患者をひとりの人間として捉え、その人らしさを大切にした看護実践について振り返りを発表する |
対象 | 項目 | 目標・ねらい |
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レベルIIをめざす人 | フィジカルアセスメント | フィジカルエグザミネーションを用い患者の状態を適切に観察し、アセスメントする能力を養う |
エビデンスに基づいた看護 | 看護基準・看護手順を理解し、エビデンスの基づいた看護実践ができる | |
看護倫理II 患者の権利擁護 | 個々の多様な価値観を理解・尊重し、看護師として患者の権利擁護ができる |
対象 | 項目 | 目標・ねらい |
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レベルIIIをめざす人 | 後輩育成I コーチング | コーチングスキルを習得し、新人看護師や後輩看護師の力を引き出す支援ができる |
救急蘇生II ACLS | 二次救命処置(ACLS)の基本について理解し、冷静な判断のもとに実践できる | |
看護倫理III インフォームドコンセント | インフォームドコンセントにおける看護師の役割について理解し、患者・家族への支援ができる |
対象 | 項目 | 目標・ねらい |
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レベルIVをめざす人 | リーダーシップ | リーダーの役割について理解し、チームにおける問題の抽出と解決に向けたリーダーシップ行動ができる |
看護倫理IV 患者の意思決定支援 | 高度かつ複雑な看護を必要とする状態の患者及び家族に対し、適切な説明と助言を行い、意思決定支援を行うことができる | |
キャリアマネジメント | 事故のキャリアを振り返り、キャリア目標を明確にし目標達成のための方策を計画することができる |
対象 | 項目 | 目標・ねらい |
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レベルVをめざす人 | 看護管理について語り合おう | 事故の看護管理について振り返り語ることで、その意味付けを行う。また、他者の語りを聴くことで、その管理観を醸成する |
看護管理実践発表会 | 看護管理実践について振り返り、整理し発表することで今後の課題を明確にする |
専門領域:人工呼吸器看護指導者育成研修(レベルIV以上)
対象 | 項目 | 目標・ねらい |
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レベルIV以上の看護師 | 人工呼吸器ケア1人工呼吸器管理 | 人工呼吸器管理の最新情報を理解し、人工呼吸器装着患者の呼吸状態と人工呼吸器設定についてアセスメントし、自部署の看護職員に指導ができる |
人工呼吸器ケア2看護実践 | 神経筋難病患者の呼吸障害について理解し、人工呼吸器装着中の看護実践を指導・支援ができる | |
人工呼吸器ケア3実践の発表 | 自部署における人工呼吸器管理と看護実践について振り返り、発表することで指導者としての課題を明確にする |
対象 | 項目 | 目標・ねらい |
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レベルIV以上の看護師 | 神経・筋難病看護1疾患の理解 | 筋ジストロフィー、パーキンソン病分野における専門的な高い知識と技術を習得し、病態や病期に応じたアセスメントと専門的看護実践ができる指導者を育成する |
神経・筋難病看護2看護実践 | 神経筋難病の患者の病期をアセスメントし、家族を含めた個別性のある看護を計画し、具体策を検討し実践する | |
神経・筋難病看護3実践の発表 | 自己の神経筋難病患者の看護実践、家族の支援について振り返り、整理し発表することで指導者としての課題を明確にする |
プリセプター(レベルII以上)
対象 | 項目 | 目標・ねらい |
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レベルII以上の看護師 | プリセプター準備研修 | 新人看護師の特徴とプリセプターの役割を理解し、新人看護師を受け入れ支援する準備ができる |
プリセプターフォローアップ研修 | プリセプターとしての関わりにおける悩みや喜びを共有し、今後の課題を明確にする | |
1年の振り返り発表会 | プリセプターとしての1年を振り返り、気づきや学びを発表する |
対象 | 項目 | 目標・ねらい |
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レベルIII以上の看護師 | 固定チームリーダー研修 | 固定チームナーシングにおけるリーダーの役割を理解し、チームの課題を明確にし、チームの目標と活動計画について発表することができる |
フォローアップ研修 | 固定チームリーダーの役割を振り返り、リーダー同士の悩みを共有し、ディスカッションすることで解決策を見出すことができる | |
チームリーダー準備研修 | 固定チームナーシングの機能とチームリーダーの役割を理解し、次年度のリーダーとして行動する準備ができる | |
1年の振り返り発表会 | 固定チームリーダーとして、1年間のチーム活動の振り返りを行い、発表することができる |
対象 | 項目 | 目標・ねらい |
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全看護職員 | 新人看護師の理解 実地指導者の役割 | 実地指導者の役割を理解し、新人看護師の教育・指導ができる |
技術指導と評1 | 実地指導者として新人看護師の技術指導についての評価を行い、課題を抽出し、解決策を見出すことができる | |
技術指導と評2 | 実地指導者としての新人看護師の技術指導について振り返り、ディスカッションすることで今後の課題を明確にする |
レベルI(副看護師長)
対象 | 項目 | 目標・ねらい |
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副看護師長 | 組織管理能力:組織の理解 | 組織の要件や要素、病院組織・看護組織の形態について理解する |
危機管理能力:情報管理 | 看護と情報の関わりを理解し、医療情報・看護情報等を適切に管理する方法を理解する | |
自己開発力:セルフマネジメント | セルフマネジメントの意義と必要性について理解し、自己管理ができるようになる |
対象 | 項目 | 目標・ねらい |
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看護師長 | 組織管理能力:組織づくり | 病院の理念に基づき、自部署の組織分析を行い目標設定し実践するプロセスを学ぶ |
質管理能力:看護の質評価 | 看護の質評価の意義・目的について理解し、客観的データを部署の運営に活用する能力を養う | |
人材育成能力:キャリア開発 | キャリア開発について理解し、看護職員が自己実現できるよう支援ができる |
対象 | 項目 | 目標・ねらい |
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全看護職員 | 認知症ケア1 | 認知症の基本知識を理解し、認知症患者に寄り添った関わりができる |
スキントラブルの予防と治療 | 高齢者の皮膚の脆弱性を理解し、スキントラブルの予防ができる | |
リフレクション | リフレクションの重要性について理解し、経験したことの振り返りをすることで看護実践の意味づけを行い、自己の看護観を深めることができる | |
認知症ケア2 | 認知症患者を理解し、状態をアセスメントし、患者の尊厳を保持した関わりができる |