1階病棟このページを印刷する - 1階病棟

 1階病棟は、主に神経・筋難病(療養介護病床)の患者さんと、内科・脳神経内科(一般病床)の患者さんが入院しています。
 患者さんの多くはベット上での生活を余儀なくされていますが、残存機能を活かし、ベット上でパソコンやゲームなど、個人個人の趣味の時間を楽しんだり、人工呼吸器を装着していても、電動車椅子に人工呼吸器を搭載し、療育での院内行事や、サークル活動を行い、院外行事としてお買い物に参加される患者さんもいます。患者さんが安全に療育活動に参加できるように、他職種(医師・看護師・理学療法士・作業療法士・心理療法士・ソーシャルワーカー・児童指導士・保育士)と連携を行い、日頃より患者さんの状態を把握し、対応が行える看護スタッフが付き添います。
 また、看護の魅力の一つとして、清潔ケアに重点を置いています。人工呼吸器を使用している患者さんであっても、呼吸状態に細心の注意をはらいながら、医師や療育指導室スタッフの協力を得て、体制を整え入浴援助を行っています。症状に伴う理由で入浴が行えない患者さんに対しては、身体を拭いたり、洗髪、手浴、足浴等を行い、肌の保清に努めながら爽快感が得られるようにケアを行っています。
 そしてスタッフ全員が長期療養される患者さんの思いに寄り添い、残存機能を最大限に活かせるように患者さんとの対話を大切にし、その人らしい生活が送れるように援助を行っています。患者さんの小さな変化を見逃さないようにスタッフで協力を行いながら頑張っています。