パーキンソン病センター紹介
徳島病院は、神経・筋疾患、筋ジストロフィーに関する専門的な医療を行う独立行政法人 国立病院機構 四国ブロックの基幹医療施設として、長年にわたり神経難病の診療を行って参りました。 パーキンソン病は神経難病のなかで最も多い病気で、最近わが国でも年々、その患者数が増加する傾向にあります。パーキンソン病は、運動機能・精神機能の障害が徐々に進行するため、 次第に日常生活に介助が必要となります。
徳島病院では、パーキンソン病に関して行う様々な研究を通して、新たな医療を患者様に提供することを目指しています。その最大の目標はパーキンソン病の進行を抑制することです。平成21年4月からは、 パーキンソン病に対して新たな観点からリハビリテーションを行うために、入院によるパーキンソン病専用リハビリテーションを開設しました。これと併行して、徳島病院ではパーキンソン病に関する、 分子細胞学的な研究や、臨床治験ならびに薬物療法を推進してまいりました。平成24年4月からは、パーキンソン病に関する研究から診断、 薬物治療、リハビリテーションを包括的に行うための組織として、新たにパーキンソン病センターを開設しました。